津田クリニック

パニック発作時には。次のような症状がみられます。

・動悸、心拍数が上がる

・汗が異常に出る

・体の震え

・息切れ、息苦しさ

・窒息するような感じ

・胸痛、胸苦しさ

・吐き気、お腹の苦しさ

・めまいやふらつき、気が遠くなる感じ

・冷感、ほてり感

・うずき感、感覚がまひした感じ

・現実ではない感じ、自分が自分でない感じ

・自分がコントロール出来ない、変になってしまうような恐怖感

・死ぬことへの恐怖

パニック発作は誘因無く突然起こり、10～30分程度で収まることがほとんどです。しかし、発作が繰り返されることが多いため、また発作が起きたらどうしようといった「予期不安」が続くようになります。

予期不安が強くなると、以前発作が起きた場所や、電車や人混みなど発作がおきた時に逃げられないところを避けるような「広場恐怖（回避行動）」がみられます。

 

治療について

薬剤治療と精神療法（認知行動療法）を行います。パニック発作や不安を抑えるお薬として、抗うつ剤の一種であるSSRI（選択性セロトニン再取り込み阻害剤）と安定剤を主に使用します。

発症後に症状が悪化すると、日常生活がスムーズに送れなくなったり、ゆううつな気持ちも続くようになります。

そのため、より早く治療を開始することが重要です。